9月10日(土)

関西学院大学BOX vs 天理大学BOX

関西女子学生バスケットボール1部リーグ戦・大会3日目。関西切っての強豪校関西学院大学対インカレ出場を目指している天理大との好カードゲームとなった。前半から関学大の攻撃は止まらず#5佐藤#4木原中心に得点を量産する。後半戦は点差を縮めたい天理大は、#19塩川、#28が相手陣の守備を切り裂き得点を量産する。しかしながら強豪校の意地を見せた徹底したディフェンスや、オフェンスで天理大の追撃を許さなかった関学大がまた一つ白星を飾った。

 

第1ピリオド、初めに試合を動かしたのは関西学院大学#5佐藤のジャンプシュート。天理大学#19塩川が2Pシュートを決め返す。序盤は両チーム一歩も引かぬ攻防を見せる。点差が開いたのは関学大#4木原、#9間崎の3Pシュート。天理大は、流れを取り戻すためここで前半一回目のタイムアウトを取る。その後も関学大#5佐藤の正確無比な3Pシュートがゴールを沈めるなど関学大の攻撃が止まらない。少しでも差を縮めたい天理大は、残り時間僅かなところで#7岩本が3Pシュートを放つがネットを揺らすことが出来ない。19-8と関学大リードで第1ピリオドを終える。

 

第2ピリオド、開始早々天理大#19塩川の華麗なるスティールからレイアップシュートを決める。続けて天理大#33高山の相手のコースを完全に読んだディフェンスでオフェンスファールを取る。対する関学大は流れるパスワークから#23井上が3Pシュートを沈めるなど、天理大の追撃を許さない。ここで流れを崩したくない天理大は#18林が見事なスティールから素早いワンマン速攻で得点を挙げる。関学大#7新宅はガッツあるプレイでバスケットカウントをもぎ取り自チーム鼓舞する。前半戦終盤に差し掛かったところ天理大#18林と#28小出が共に3Pシュートとシュートを立て続けに決め得点を量産する。両チーム激しい点の取り合いとなったが、46-30で関学大がリードで後半戦へ突入する。

 

第3ピリオド、天理大#19塩川から相手の完全に裏を突いた巧みなパスから#5谷山がシュートを決める。関学大は完璧に連携が取れたトライアングルツーのゾーンディフェンスで天理大からの攻撃を守り切り24秒オーバータイムを取る。しかし、天理大#19塩川がその守備を切り崩し、得点すると、#6笹川が3Pシュートを決め更に勢いに乗る。その後も#19塩川が得点を重ねる。対する関学大は、#23井上のバスケットカウント、#5佐藤の3Pシュートなどで得点を重ねる。関学大が点差を広げ70-47で最終ピリオドを迎える。

 

第4ピリオド、最初の得点は関学大#4木原の美しい3Pシュート。続けて関学大#4木原の冷静沈着なアシストで得点を生む。関学大の攻撃は止まらず、#5佐藤が本日2本目の3Pシュートを沈める。少しでも点差を縮めたい天理大は#28小出が果敢に攻めるも、関学大の守備網を突破することが出来ない。残り時間2分で天理大はオールコートでプレッシャーを与える。#18林、#34足立が反撃をするが関学大が圧倒的な強さを見せつけ94-66で関学大に軍配が挙がった。

 

記入者:米澤健太

 

大阪体育大学BOX vs 関西外国語大学BOX

1部リーグ3日目、白星を積み重ね、このまま勢いに乗りたい大阪体育大学とリーグ戦初勝利をあげたい関西外国語大学の一戦。前半、大体大は3ポイントを起点に、関外大は#18ニャンのインサイドを起点にオフェンスを組み立てる。両者拮抗状態でゲームがなかなか動かないが、大体大が僅かにリードを奪い、後半へ。後半立ち上がりから大体大が得意の守備から流れを掴み、ボールを支配。得点へと繋げ、じわりじわりと関外大を突き放す。関外大#4笹部が一人気を吐くも、そのまま大体大が関外大を突き放し、勝利を飾った。

 

第1ピリオド、#14白岩が先制点を挙げ大体大が勢いに乗る。対する関外大#4笹部の3Pシュートで簡単には流れを渡さない。両者とも入れては入れ返し大体大が3Pシュートで少しずつ関外大を突き放す。16-11と大体大リードで第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、関外大ボールでゲームが再開。開始早々、先に得点を決めた関外大はじわりじわりと大体大に迫っていく。関外大の厳しいディフェンスに大体大はミスを強いられる。#18ニャンの果敢な攻めに大体大は3人がかりで潰しに行くがファウルになってしまう。30-24と大体大が僅かにリードで前半終了。

 

第3ピリオド、数分間ノーゴールの中、大体大#8水上の3Pシュートが決まる。続けて#13濱田のシュートで一気に流れは大体大に傾く。大体大のディフェンスも激しさを増す。一方の関外大もオールコートプレスを仕掛け始め、反撃。関外大#4笹部や#14窪田の強気な1on1でフリースローをもらうも、思うように加点できない。大体大はじわりじわりと関外大を引き離す。43-32で大体大リードで最終ピリオドへ。

 

第4ピリオド、大体大が着実に得点を重ね関外大を突き放す。負けじと関外大は反撃を試みるが、大体大の堅いディフェンスに思うように得点が伸びない。関外大#4笹部のシュートでなんとか大体大に喰らいつくも、背中は遠のく。着実にボールを支配した大体大が67-42で突き放し、勝利を飾った。

 

記入者:奥野歌菜

奈良学園大学BOX vs 立命館大学BOX

リーグ戦2連勝と勢いに乗りこのまま白星を飾りたい奈良学園大学と2連敗と黒星が続き何としてでも勝利をおさめたい立命館大学との一戦。第1ピリオド、奈良学が連続して得点を決め流れに乗る。第1ピリオドは終始奈良学のペースで試合が進む。第2ピリオド前半、立命館はスピードを活かした攻撃で奈良学を圧倒する。両者得点を決めることが出来ない苦しい時間を耐える。その中で立命館が少しずつ点差を縮める。終了間際立命館#16辻本がバスケットカウントを決め逆転に成功する。試合が動いたのは第3ピリオド。立命館が開始直後連続3Pシュートを決めそこでの勢いが試合中続き3Pシュートが連続して決まり流れを掴む。奈良学はインサイドを中心に攻めるがネットを揺らすことが出来ない。このまま立命館が優位に試合を進める展開となった。第4ピリオドになっても立命館の流れは止まらず67-55で立命館が勝利をおさめた。

 

第1ピリオド、最初にネットを揺らしたのは奈良学#4前島。続いて#16吉田のフリースロー、#6伊藤のバスケットカウントと連続して得点を重ね流れに乗る。一方、立命館は#6森の安定したシュートと#4坂本のスピードのある1on1を軸に奈良学を追いかける。終盤、立命館#4坂本が機敏なフットワークで奈良学からボールを奪い速攻を決めると、すぐさま奈学園#4前島がバスケットカウントを決め両者一歩も引かぬ展開になった。23-15で奈良学がリードし第1ピリオドを終える。

 

第2ピリオド、立命館#16辻本のスティールから素早い攻めで#6森が決めゲームが再開する。奈良学#17白崎が見事なブロックショットをみせ観客を魅了させる。残分7、立命館#6森スピードを活かしたドライブでバスケットカウントを決める。そこから4分間、両者シュートを放つがネットを揺らすことが出来ない。立命館#8波多野がバスケットカウントを決め5点差まで追い付く。両チーム選手交代を繰り返し、主導権を握ろうと試みるが思うようにネットを揺らすことが出来ない。残り7秒、立命館#16辻本がバスケットカウントを決め逆転に成功する。28-27で立命館が僅かにリードし第2ピリオドを終える。

 

第3ピリオド、立命館#6森#4坂本が開始早々3Pシュートを決め奈良学を離しにかかる。たまらず奈良学がタイムアウトをとり立て直しをはかる。タイムアウト明け直後、立命館#4坂本が連続3Pシュートを決め、続いて#6森も3Pシュートを決め11点まで点差を広げる。奈良学は#6伊藤のインサイドプレイを中心に攻めるが得点を重ねることが出来ない。残分2、奈良学#9清本が3Pシュートを決め反撃にかかる。奈良学の持ち前の粘り強いディフェンスで立命館を抑えにかかるが、立命館の流れは止まらず。52-38で立命館がリードし第3ピリオドを終える。

 

第4ピリオド、立命館#4坂本がシュート決める。奈良学は意地を見せ、#5松本のシュート、続いて#13増田が3Pシュートを決め、白熱した試合展開となる。立命館は攻守とも#4坂本の俊敏な動きを軸にスピード感のあるゲーム展開をみせ奈良学を離しにかかる。奈良学は#6伊藤のインサイドを起点に3Pシュートを中心に得点を狙う。残分1、奈良学#5松本が3Pシュートを決め立命館を追いかけるが、届かず。67-55で立命館が勝利をおさめた。

 

記入者:安田明菜

大阪人間科学大学BOX vs 武庫川女子大学BOX

これまでの試合を全て白星で飾っている大阪人間科学大学と1勝1敗でなんとか上位リーグに入りたい武庫川女子大学との一戦。前半、シュートまでいくもののリングに嫌われ思うように得点決めることが出来ない大人科に対し、武庫川#4段下の3P、#6金子の気持ちがこもった1on1で僅かにリードを奪うが、いつもの落ち着きを取り戻した大人科がシュートを立て続けに決め、逆転に成功し前半を折り返す。後半、大人科のシュートが決まりだし武庫川を突き離しにかかる。またオールコートマンツーを仕掛けた大人科を前に武庫川はなかなかシュートを決めることが出来ず、得点を伸ばすことができない。そのまま勢いに乗った大人科が84-62で試合終了。大人科が勝利をおさめた。

 

第1ピリオド、開始早々大人科#5田中のアシストパスから#4畠中がシュートを沈める。対する武庫川#17明見の強気な1on1、#4段下の3Pで喰らいつく。両チーム果敢にリングに向かうも得点に結び付かず約3分間均衡状態が続く。終盤、武庫川#4段下、#6金子が立て続けにシュートを決め勢いに乗る。対する人科はシュートがリングに嫌われ、ネットを揺らすことが出来ない。13-9で武庫川が一歩リードを奪い、第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、武庫川#6金子が先制点を挙げ、勢いに乗る。しかし対する大人科#6白鞘がバスケットカウントを決めるとフリースローも落ち着いて沈め、更に#7小池#4畠中が立て続けにシュートを決めリードを奪い返す。点を決められては決め返す緊迫したゲーム展開となるが、大人科#9大濱のスティールからのワンマン速攻をきっかけにリズムに乗り36-30で大人科がリードし、前半を折り返す。

 

第3ピリオド、約2分間ノーゴール状態が続くが大人科#4畠中の力強いセンタープレーでフリースローをものにし、勢いに乗りリードを広げる。対する武庫川は#8伊藤の3P、#19土田のジャンプシュートで応戦する。しかし大人科の厳しいディフェンスを前に攻めあぐね、得点を重ねることが出来ない。大人科は#18田中の素早い攻撃や#9大濱の正確なジャンプシュートで確実に加点していき、60-43と大人科がリードを広げ第3ピリオド終了。

 

第4ピリオド、大人科#7小池の3Pでゲームが再開される。対する武庫川#8伊藤の3Pが決まり、そこから点の取り合いが展開される。僅かに均衡が大人科に傾き、すかさず武庫川がタイムアウトを請求し立て直しをはかる。攻撃のリズムを取り戻した武庫川のシュートが決まりだしたが、対する大人科もオールコートマンツーを仕掛け点数を突き離し、84-62で大人科が勝利をおさめた。

 

記入者:池田慧